ザ・スプリームスのメアリー・ウィルソンが76歳で死去
Mary Wilson YouTube Channel Celebrates Black History Month 2021
ザ・スプリームス(シュープリームス)のメアリー・ウィルソンが2月8日、ネヴァダ州ヘンダーソンの自宅で就寝中に亡くなりました。享年76。死因は明らかにされていません。
メアリーは亡くなるわずか2日前、自身のYouTubeチャンネルにビデオをアップし、未発表アルバムの『Red Hot』を含め、計画中の新しいソロ作品を3月6日の誕生日に合わせてリリースしたいと語っていました(上の動画)。
モータウン・レコードの創設者ベリー・ゴーディ・ジュニアは、次の声明を発表しています。
「モータウン・ファミリーの主要メンバー、スプリームスのメアリー・ウィルソンの訃報に非常にショックを受け、悲しんでいます。スプリームスは、常に “モータウンの恋人” として知られていました。メアリーは、ダイアナ・ロスとフローレンス・バラードと共に60年代初期にモータウンへやって来ました。前代未聞の相次ぐNo.1ヒットを放ち、TV番組とナイトクラブの出演契約を結び、彼女たちは自分たちや他のモータウン所属のアーティストを含め、本当に多くの人々のために門戸を開きました。私は常にメアリーを誇りに思っていました。彼女は生まれながらのスターで、何年にもわたりスプリームスのレガシーを後押ししようと懸命に仕事を続けていました。メアリー・ウィルソンは、私にとって本当に特別な存在だったのです。彼女は先駆者であり、歌姫であり、深く惜しまれることでしょう」
またダイアナ・ロスは、「彼女と一緒に過ごした素晴らしい思い出がたくさんあります。スプリームスは私たちの心の中で永遠に生き続けます」とコメントしています。
モータウン・レコードの創設者ベリー・ゴーディ・ジュニアは、次の声明を発表しています。
「モータウン・ファミリーの主要メンバー、スプリームスのメアリー・ウィルソンの訃報に非常にショックを受け、悲しんでいます。スプリームスは、常に “モータウンの恋人” として知られていました。メアリーは、ダイアナ・ロスとフローレンス・バラードと共に60年代初期にモータウンへやって来ました。前代未聞の相次ぐNo.1ヒットを放ち、TV番組とナイトクラブの出演契約を結び、彼女たちは自分たちや他のモータウン所属のアーティストを含め、本当に多くの人々のために門戸を開きました。私は常にメアリーを誇りに思っていました。彼女は生まれながらのスターで、何年にもわたりスプリームスのレガシーを後押ししようと懸命に仕事を続けていました。メアリー・ウィルソンは、私にとって本当に特別な存在だったのです。彼女は先駆者であり、歌姫であり、深く惜しまれることでしょう」
またダイアナ・ロスは、「彼女と一緒に過ごした素晴らしい思い出がたくさんあります。スプリームスは私たちの心の中で永遠に生き続けます」とコメントしています。
1944年にミシシッピ州グリーンヴィルで生まれたメアリーは、ダイアナ・ロス、フローレンス・バラード、バーバラ・マーティンらと1961年にスプリームスとしてモータウンとレコーディング契約を結び、当初はモータウンのバックアップ・シンガーとして活動していました。
その後1962年にマーティンが脱退し、トリオになったスプリームスは、1964年の「Where Did Our Love Go(愛はどこへ行ったの)」が全米No.1になったほか、「Stop! In the Name of Love」「Baby Love」「Come See About Me」「You Keep Me Hanging On」など60年代を代表する数々のヒット曲を発表しましたが、1967年のバラード脱退に続き、1970年にはロスが脱退し、スプリームスは残ったメアリーと新メンバーで活動を続けていたものの、メアリーが1977年に脱退したことで同年解散しました。
ちなみに、フローレンス・バラードは1976年に他界し、バーバラ・マーティンも2020年に他界しており(2020年3月9日MLCニュース参照)、メアリーが逝去したことでダイアナ・ロスだけがスプリームスの存命メンバーとなりました。
なお、メアリーが1986年に出版した自叙伝『Dreamgirl : My Life as a Supreme』はベストセラーになり、メアリーは1990年にも第2弾の自叙伝『Supreme Faith : Someday We’ll Be Together』を出版しています。
安らかなる眠りをお祈りいたします。
その後1962年にマーティンが脱退し、トリオになったスプリームスは、1964年の「Where Did Our Love Go(愛はどこへ行ったの)」が全米No.1になったほか、「Stop! In the Name of Love」「Baby Love」「Come See About Me」「You Keep Me Hanging On」など60年代を代表する数々のヒット曲を発表しましたが、1967年のバラード脱退に続き、1970年にはロスが脱退し、スプリームスは残ったメアリーと新メンバーで活動を続けていたものの、メアリーが1977年に脱退したことで同年解散しました。
ちなみに、フローレンス・バラードは1976年に他界し、バーバラ・マーティンも2020年に他界しており(2020年3月9日MLCニュース参照)、メアリーが逝去したことでダイアナ・ロスだけがスプリームスの存命メンバーとなりました。
なお、メアリーが1986年に出版した自叙伝『Dreamgirl : My Life as a Supreme』はベストセラーになり、メアリーは1990年にも第2弾の自叙伝『Supreme Faith : Someday We’ll Be Together』を出版しています。
安らかなる眠りをお祈りいたします。
商品情報
Mary Wilson(著)
『Dreamgirl and Supreme Faith : My Life as a Supreme』(English Edition)
Kindle版(2000/1/11)¥1,472
Mary Wilson(著)
『Dreamgirl and Supreme Faith : My Life as a Supreme』(English Edition)
Kindle版(2000/1/11)¥1,472
※1986年の『Dreamgirl My Life as a Supreme』と、1990年の第2弾『Supreme Faith : Someday We’ll Be Together』を2イン1にしたもの。
商品情報
ダイアナ・ロス&シュープリームス
『愛はどこへ行ったの』
CD(2019/3/20)¥1,000
ダイアナ・ロス&シュープリームス
『愛はどこへ行ったの』
CD(2019/3/20)¥1,000
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